埋没法とは、非常に細い特殊な糸と針を使用する、メスを用いない「切らない」二重まぶた形成であり、人気の高い目のプチ美容整形です。二重まぶたにしたい箇所に、糸で皮膚のくぼみ(二重ライン)をつくり、まぶたの裏側から糸でとめることで、二重まぶたの形成を行います。
リッツ美容外科では、オリジナルの埋没法である「スクエア・マルチプル・ノット法(SMK法)」を開発し、二重まぶたのラインを3点または6点、糸でしっかりと固定することにより、従来の埋没法である「クイック法(1)」のデメリットである術後に糸が取れる心配などを解消しました。
当院が開発したオリジナルの二重まぶた形成の施術方法である埋没法(SMK法)では、瞼板法(2)と挙筋法(3)の双方のメリットを活かす、独自の瞼板上端固定法を採用しており、術後の内出血や腫れがほとんどなく、術後1週間程度で自然な二重まぶたを形成することができます。
特に、3点法よりも6点法のほうが、より高い二重まぶた形成の効果を期待することができるため、多くの患者様に好ましい結果をもたらす可能性の高い施術となっております。
従来の埋没法は「クイック法」と呼ばれ、手術にかかる時間が左右を合わせても10分〜20分程度と比較的短時間であるため、入院や抜糸の必要がありません。ダウンタイムが少なく、多くの患者様に支持されている目の美容整形となっています。なお、従来の埋没法(クイック法)は、仕上がりが気に入らなかったり、術後に元に戻したかったりした場合には、再手術による修正が可能です。ただし、従来の埋没法(クイック法)は、手術した直後は二重まぶたを維持することはできるものの、術後の経過の3年〜5年時点で糸が取れてしまい、二重まぶたが元の一重まぶたに戻ってしまう可能性があります。また、個人差はありますが、術後の経過による重力の影響で、二重まぶたがたるみ、二重幅が狭くなったり、埋没させた糸が皮膚下に透けて見えてきたりすることもありました。
瞼板法とは、瞼板(けんばん)と呼ばれる瞼の内側の軟骨組織に糸をとめる方法で、手術の時間が短いメリットがあります。
挙筋法とは、上眼瞼挙筋と呼ばれるまぶたを持ち上げる筋肉に糸をとめる方法で、ぱっちりとした二重まぶたが形成できるメリットがあります。
リッツ美容外科の埋没法(SMK法)では、一度形成した二重まぶたのラインを消失しにくくさせることができ、理想的な二重まぶたのかたちを、従来の埋没法よりも比較的長く維持することができます。 患者様のまぶたの皮膚が持っている潜在的な二重のクセを、埋没法の糸の力によってアシストすることで、効果的にクセ付けします。患者様のご希望に沿って二重ラインを複数候補ご用意することができるため、カウンセリングの際に患者様ご自身で鏡を見ていただきつつ、理想の二重ラインを選んでいただくことが可能です。
当院の埋没法(SMK法)は、2000年に「二重まぶたの整形手術の埋没法を半永久的に維持するための方法」を開発すべく、東京大学と共同で研究を行った末に完成した、オリジナルの技術となっています。
その後、権威ある医学専門誌、日本形成外科学会、日本美容外科学会などで、リッツ美容外科の開発した埋没法(SMK法)の有効性を報告された経緯から、現在では「6点固定法」と呼ばれる施術名で、他院でも類似した施術方法が取り入れられるようになりました。
リッツ美容外科が開発した手術が、二重まぶた形成の人気の施術方法である、埋没法のスタンダードのひとつとして普及していくことは、非常に誇らしいことであると考えています。
「6点固定法」という名で他院でも採用されている当院オリジナルの埋没法(SMK法)ですが、他院では腫れなどのダウンタイムが長くみられる症例が確認されている場合もあるため、4点以下の固定法をスタンダードとしていることがほとんどです。
そのため、「6点固定法」をより安全に実施することができるのは、高い技術を誇るリッツ美容外科オリジナルの埋没法(SMK法)ならではの強みといえます。長期間、二重まぶた 形成の効果が持続する埋没法を安心して受けたいとお考えの患者様は、ぜひともこの機会に、当院までご相談ください。
当院オリジナルの埋没法(SMK法)には、具体的には2種類の施術方法(3点固定法・6点固定法)があります。患者様には、診察の際にブジーと呼ばれる二重ライン確認用の医療器具によって、二重ラインの候補を患者様にご覧いただきます。
このとき、安定した二重ラインを形成できると判断できた患者様の場合は3点固定法をおすすめしております。一方、二重の幅をより広くしたいとお考えの患者様、安定した二重ラインが形成されない患者様、埋没法(クイック法)で既往歴のある患者様の場合などには、6点固定法を行っています。
なお、非常に稀ではありますが、まぶたの余剰皮膚が分厚いために、6点固定法でも対応しきれない患者様がいらっしゃいます。そのような際には、眼窩脂肪の摘出を同時に行うMS法(埋没法+脱脂)や、メスによる切開法を選択することで、二重まぶた形成を行います。
6点固定法では、皮膚側に6箇所の結び目をつくります。従来の埋没法(クイック法)や3点固定法に比べても、より強い固定力と糸の取れにくさを期待が期待できるため、過去に埋没法(クイック法)を失敗したり、糸が取れたりした経験のある患者様など、多くの患者様に広くおすすめしたい施術となっております。
3点固定法の際と同様に、結膜側の糸は皮膚下に完全に埋没させるため、まぶたを反転させても糸は露出することはなく、角膜を傷つける心配もありませんので安心です。
他院で行われている従来の埋没法に比べて、当院オリジナルの埋没法(SMK法)は3点または6点で固定を行うため、長期間の二重まぶた形成の効果を得ることができます。そのため、埋没させた糸が取れにくいほか、術後の経過による二重まぶたのたるみを防ぐ効果も期待することが可能です。
当院では、ブジーテストと呼ばれる理想的な二重ラインを形成するためのテストを行い、施術前に患者様に必ずご希望を確認しております。その際、目の開きの差、左右の眉毛位置、目を開いた際の眉毛挙上等、詳しく観察を行なって二重ラインをデザインします。これによって術後の左右差を防止することができ、より見栄えの良い二重まぶた形成を実現します。
当院では、埋没法(SMK法)を行うにあたり、内出血などのダウンタイムの症状を最小限に抑える工夫も凝らしています。たとえば、麻酔針は33Gの細い針を使用しております。また、埋没糸を縫い付ける際も、第30回日本美容外科学会(JSAPS)で発表し、賞賛が得ら れた特殊針を採用しています。これにより、従来よりも内出血・腫れ・痛みなどのダウンタイムが見られるケースを減らすことに成功しております。麻酔に関しても、局所麻酔・リラックス麻酔(静脈麻酔)などの完全無痛麻酔をご用意しています。
ここでは、当院のオリジナル施術である埋没法(SMK法)のメリット・デメリットをお伝えしていきます。
1〜2点程度を糸で固定するのみである一般的な埋没法(クイック法)に比べ、当院の埋没法(SMK法)は、患者様の二重ラインを形成する皮膚の状態を鑑みたうえで、3点固定法 と6点固定法の2種類の施術方法を使い分けて、糸を取れにくくし、効果の持続期間も長く期待することができます。
埋没法(SMK法)は、メスを使用しない、切らない二重まぶたの整形手術であるため、メスを使用する切開法と比べると、術後の痛み・腫れ・むくみなどのダウンタイムが短くて済むのが特徴です。術後にすぐに日常生活に戻ることができるため、日常的にお忙しい患者様でも安心して施術をお受けいただくことができます。
埋没法(SMK 法)は、メスを用いる切開法と比べると、糸を3点または6点挿入して縫い上げるのみであるため、術後の傷跡がほとんど目立ちません。自然な仕上がりの二重まぶた になるため、他人に美容整形であることを疑われる心配もほとんどありませんので、術後の 仕上がりの見栄えが気になる患者様にも、埋没法(SMK法)はおすすめの施術です。
埋没法(SMK法)の施術料金は、メスを用いて二重まぶた形成を行う切開法に比べると、比較的リーズナブルなお値段で施術を行うことができます。そのため、二重まぶたを形成する整形手術にかける予算をなるべく抑えたいとお考えの患者様にも、埋没法(SMK法)はおすすめできます。
患者様の中には、まぶたの皮膚が分厚く、腫れぼったい状態の方が稀にいらっしゃいます。そのような場合は、まぶたに溜まった脂肪を取り除く必要があり、埋没法(SMK法)のみでは効果が見込めないことがあります。そのため、まぶたの脱脂(MS法)+埋没法を併用することがございます。
カウンセリングで患者様のまぶたの状態を詳しく確認したうえで、ブジーテストによって 二重ラインの形成具合をチェックします。この際に、3点固定法または6点固定法のいずれの埋没法(SMK法)で施術を行うかを決定します。
当院では、局所麻酔および静脈麻酔による完全無痛麻酔を行なっております。痛みに弱い患者様は、カウンセリングの際にお伝えいただければ、個別に配慮した麻酔を処方いたします。
3点固定法または6点固定法のいずれかの埋没法(SMK法)を行います。施術時間は30分程度です。
埋没法(SMK法)はダウンタイムも少なく、日帰りが可能です。術後3日程度でメイクもできます。
術前
術後6ヶ月
「術前は二重が薄く、上まぶたのくぼみ(sunken eye)が顕著でした。強度に関しては切開法に匹敵するほどの当院オリジナル6点固定法により、美しく自然で深い二重が形成されました。術後はsunken eyeも改善されています。」
術前
術後6ヶ月