団子鼻に見える鼻尖を縮小して、
理想的な引き締まった鼻先を形成。
リッツ美容外科の「鼻尖縮小術」の魅力とは
日本人をはじめとする東洋人は、鼻尖(鼻先)が丸くふくらんで丸いかたちをしている団子鼻を持つ方が多くみられます。団子鼻は存在感が大きく、野暮ったい印象を与えてしまいます。団子鼻の原因としては、鼻尖(鼻先)をかたちづくる鼻翼軟骨が大きく、左右の小鼻が離れている場合と、鼻尖(鼻先)を覆っている皮膚などの軟部組織が分厚い場合の2種類が挙げられます。このような団子鼻の改善を行うことができるのが、リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)です。余分な結合組織を切除して鼻翼軟骨のかたちを整えることにより、細く綺麗で、すっきりとした鼻尖(鼻先)を実現し、顔全体のバランスの良い美しさを作り上げます。鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、団子鼻を細くシャープにするために、脂肪組織の切除、鼻翼軟骨の縮小、離れている左右鼻翼軟骨の調整、3種類の美容整形を実施します。さらにリッツ美容外科では、これらに加えて側面からの見た目も整える術式を行います。本来は、術後に処分してしまう切除した鼻翼軟骨を支柱として再利用し、先端にも軟骨を移植して、鼻尖(鼻先)を理想的な位置に調整します。これにより、正面や側面のどこからみても、シャープかつバランスの良い、3次元的な美しさを実現する鼻尖(鼻先)を形成することができます。
横顔のバランスでは、上記の図のとおり、鼻柱の下端と鼻尖(鼻先)の突出点(tip defining point:TDP)が、鼻孔縁(鼻の穴のエッジ)の最高点でちょうど二分されるのが理想となります。
日本人には団子鼻の方が多いですが、本来であれば、上記の図のとおり、鼻尖(鼻先)は適度に細く、鼻翼幅(平均37mm)の約3分の1程度(12~15mm)が理想的とされています。さらに鼻尖(鼻先)の形態を評価する際に重要なのが、鼻尖(鼻先)と連続する鼻柱と鼻翼基部との位置関係(alar-columellar relationships:ACR) です。鼻柱の最下端が、両側の鼻翼基部を結ぶ線よりもやや下方に位置することが、美しい鼻尖の必要条件だと言われています。
横顔では、上記の図のとおり、鼻尖(鼻先)に適度な高さがあり、突出点(tip defining point:TDP)の位置のバランスが取れているかが重要になります。これらすべての条件が整って、はじめてシャープで美しい鼻尖(鼻先)であると言えるのです。
リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、オープン法とクローズ法の2種類の術式を、患者様の症例によって使い分けます。
鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)のオープン法は、左右の鼻の穴の中を切開し、さらに鼻柱の付け根部分のあたりを切開する術式です。鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)のオープン法を行った場合、切開線が鼻柱の付け根部分の皮膚側に少々残るデメリットがありますが、オープン法は鼻尖(鼻先)・鼻翼軟骨・軟部組織の大きさや形態など、あるがままのかたちを確認しながら施術を行うことができるため、手術のしやすさと正確性が高まるメリットがあります。リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、鼻尖(鼻先)のより理想的な仕上がりを実現するために、手術のしやすさと正確性を担保できるオープン法をおすすめすることが多いです。また、より3次元的な鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)を成功させたい場合で、鼻尖(鼻先)を垂直方向、すなわち上下方向で理想的な位置に移動させたい際には、オープン法を選択すべきです。
鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)のクローズ法は、左右の鼻の穴の中を切開する術式で、皮膚側に切開線の傷跡がつかないため、術後に美容整形を行ったことが気づかれにくく、ダウンタイムも比較的短いメリットがあります。ただし、鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)のクローズ法は、オープン法と異なり、切開する範囲が狭いため、限られた視野の中で施術を行なわなければなりません。そのため、鼻の全体像を観察しながら、適切な組織を適量に切除したり、適切な位置に糸をかけて適度な強さで縫合したりするなど、細やかな手術操作が難しいデメリットがあるのです。リッツ美容外科では、鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)のオープン法とクローズ法のメリット・デメリットを患者様にご理解いただきつつ、どちらの術式が患者様のご希望に沿うかを、医師が入念に診察したうえでご提案させていただきます。
リッツ美容外科では、日本人の鼻の構造に適した鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)と、他施術の組み合わせが可能となっています。
日本人と西洋人の鼻の構造は、大きく異なります。日本人は、鼻翼軟骨上に脂肪や皮脂腺が多く、皮膚自体も厚ぼったくて硬い団子鼻が多いのが特徴です。また、鼻翼軟骨は小さくて薄く、柔らかいため、鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)の効果が得られにくい場合があります。一方、西洋人の場合は、団子鼻の主な原因が鼻翼軟骨そのものの大きさや形態によることが多いため、鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)の効果が得られやすい特徴があるのです。このように、日本人と西洋人で異なる解剖学的な特徴を考慮せずに、欧米の美容整形の教科書に記載されているとおりに西洋人向けの鼻翼軟骨を主体とした術式を行ったとしても、日本人の場合は期待するような鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)の効果が得られない可能性があります。リッツ美容外科では、日本人の団子鼻に見られる解剖学上の特徴をしっかりと考慮したうえで、鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)を行っていきます。
リッツ美容外科では、鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)と同時に、他施術の併用も可能です。鼻尖(鼻先)は、鼻翼軟骨を支持組織として、それを覆う軟部組織(主に脂肪)と皮膚で構成されています。一般的に組み合わせて行われる鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)の術式としては、以下の4種類が挙げられます。
鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)を実施する場合、鼻翼軟骨のサイズが大きく、張り出している際には、鼻翼軟骨の頭側切除を行うことがあります。鼻翼軟骨そのものの面積を小さくすることにより、鼻尖(鼻先)の太さを強調する張り出しを目立たなくさせることができるのです。
上外側鼻軟骨との線維結合が切断されることにより、鼻翼軟骨は鼻腔内(鼻の穴)に落ち込む形となり、皮膚上では陥凹させる作用が働くため、鼻尖縮小の効果を見込むことができます。
一方で、切除後に外側鼻軟骨との間にデッドスペースを生じるため、鼻翼軟骨間縫合をすることにより、わずかではあるものの、鼻尖(鼻先)の頭側移動を誘発する場合があります。したがって、鼻翼軟骨表面の凸面構造と、その大きさ(縦幅)を観察したうえで、鼻尖縮小の効果が得られるメリットと、鼻尖(鼻先)の頭側移動を誘発するというデメリットを天秤にかけ、鼻翼軟骨頭側切除・鼻翼軟骨間縫合を行うのか、行わないのかを決定します。このように、リッツ美容外科では、患者様の症例によって、鼻翼軟骨頭側切除・鼻翼軟骨間縫合の実施の有無を個別に判断しています。
日本の美容外科で行われている鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)+鼻翼軟骨頭側切除・鼻翼軟骨間縫合による鼻尖縮小効果は、西洋人のように両側に鼻翼軟骨が開き、広がっている患者様には有効です。一方、日本人の典型的な団子鼻については、鼻翼軟骨自体が小さくて軟らかく、鼻翼軟骨が団子鼻の原因ではないため、効果が認められない場合が多いのです。鼻翼軟骨頭側切除・鼻翼軟骨間縫合の主な効果は、鼻尖(鼻先)に軟骨移植を行う際に、ベース側の強度を高めるために、突出効果を増強することにあります。そのため、日本人特有の団子鼻では、左右の鼻翼軟骨を縫い寄せることが鼻尖を細くすることには必ずしもつながらないと考えるべきです。
そこでリッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、日本人に適した鼻尖縮小の効果が期待できる術式を行っております。
鼻尖(鼻先)を指でつまむように左右の鼻翼軟骨を中央に寄せる術式では、日本人の軟骨自体が軟らかく、軟部組織が分厚く硬い構造の団子鼻では、効果が薄いことは前出のとおりです。そこで、リッツ美容外科で行う鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)は、正面から見て、鼻尖(鼻先)の中央部を突出させ、その両側を窪ますようなイメージで、鼻尖(鼻先)の両端での高低差を出すことで、ハイライトをつけます。
日本人の団子鼻は軟部組織が分厚いため、リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、ほぼすべての症例で軟部組織を切除します。皮下剥離は脂肪の中間層で行い、その下にある鼻翼軟骨上の脂肪組織を切除していきます。また、日本人の団子鼻は鼻翼軟骨自体が小さくて軟らかいために、鼻翼軟骨を分離した後、反転した軟骨部分に突出を作り出すほどの強度がないため、Pollybeak変形と呼ばれる、鼻翼軟骨が曲がってしまう症例を発するリスクがあります。そこで、反転部分は3~5mm程度として、頭側切除した鼻翼軟骨を、左右の内側脚の間に2枚挿入して補強します。ときに鼻中隔、耳介から移植軟骨を採取することもございます。さらに、先端の軟骨の形態が、皮膚表面に浮き出るのを防止するために、組織移植が必要になる場合もあります。通常は、先に鼻翼軟骨上で切除した脂肪を利用します。軟部組織は軟らかいため、被覆皮膚が薄い場合にも都合が良いのです。
リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、オープン法、クローズ法の2種類の切開方法が可能です。どちらを適応するかは、患者様のカウンセリング・診察によって決定します。
剥離層は、軟部組織の中間層で、皮弁側にも脂肪組織を適度に残しつつ、十分な施術範囲を展開するために、頭側は外側鼻翼軟骨の中央あたりまで剥離します。
鼻翼軟骨上の軟部組織切除を切除し、鼻翼軟骨を露出させます。この過程は、日本人特有の団子鼻の鼻尖(鼻先)を細くするためには、重要なステップとなります。
鼻翼軟骨の縦幅が過度に大きい場合や、鼻翼軟骨の曲がり方が強く、突出している症例では、鼻翼軟骨頭側切除・鼻翼軟骨間縫合を適応する場合があります。ただし、切除する場合には、最低でも6mm幅で鼻翼軟骨を残します。なお、鼻尖(鼻先)が上を向いている短鼻や、鼻翼軟骨の縦幅が小さい日本人特有の団子鼻では、必ずしも行うべきではありません。
鼻尖(鼻先)を細く、高くする目的で、鼻翼軟骨に施術を行います。具体的には、中間脚(内側脚)から外側脚に移行する点から、約3mm外側で外側脚を切離し、中央側の内側脚まで剥離します。その後、中央に反転させた左右の外側脚を縫合しますが、そのままでは軟骨は柔らかく、強度が不足していることも多いため、前出のとおり、軟骨移植で補強する必要がある場合もございます。通常であれば、鼻翼軟骨の頭側の軟骨切離で十分ですが、鼻中隔軟骨や耳介軟骨などを挟み込むこともあります。
分離された外側脚断端を、鼻柱の内側脚に縫合します。
施術の最後に、先端には、先に切除した軟部組織をクッションとして移植します。
リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、以下のような作用と効果が期待できます。
ダウンタイムをなるべく抑えたいという要望から、糸を用いた切らない鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)を選択する患者様も中にはいらっしゃいます。しかしながら、糸を用いた切らない鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)の施術効果は持続性が高くはなく、固定の保持力も十分でない場合があります。また、糸を挿入する際に、鼻の軟骨を傷つけてしまって瘢痕が生じ、切開を行う本格的な鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)を行う場合に支障が出るリスクもございます。その点、リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)は、日本人特有の団子鼻の改善に適した、オープン法・クローズ法での切開を行う術式を採用しております。そのため、糸で寄せるだけの切らない鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では実現できない、理想的な鼻尖(鼻先)の形成効果を期待できるほか、効果の持続も半永久的に見込めます。
リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、団子鼻を細くシャープな印象に整形するために、脂肪組織の切除、鼻翼軟骨の縮小、離れている左右鼻翼軟骨の調整を実施し、さらに側面からの見た目も整える術式を行います。そのため、鼻尖(鼻先)の正面だけでなく、斜めや横などのあらゆる方向から見てもシャープに見える、3次元的な美しさを実現いたします。
リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)は、オープン法、クローズ法の2種類の術式を採用しています。クローズ法は鼻の穴の中だけを切開するため、傷跡が外側からは全く見えません。一方、オープン法は鼻の穴の中と鼻柱の皮膚側を切開するため、術後の傷跡が若干残りますが、個人差はあるものの、術後の経過と共にほとんどわからない程度にまで回復します。
リッツ美容外科の鼻尖縮小・形成術(団子鼻整形)では、鼻尖(鼻先)を高くしたり、あるいは上下に向けたりしたい場合には、自家組織移植の施術も併用して行うことが可能です。この施術方法の組み合わせは、第32回日本美容外科学会総会にて発表し、注目された施術となっております。ご要望のある患者様は、医師までご相談ください。
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