前額リフトは、次のような方におすすめの治療です。
前額リフトは、頭皮や生え際を切開し、額全体の皮膚や皮下組織、および筋肉を根本的に引き上げることで、額のたるみやシワを解消する美容外科手術です。
額全体をリフトアップすることで、下がってしまった眉毛と上まぶたのたるみが改善され、目元が自然に開きやすくなります。額のシワだけでなく、目元の印象まで劇的に明るく、若々しくすることができるのが最大の特徴です。
前額リフトは、患者様のお悩みの深さ、額の皮膚のたるみ具合、目と眉の距離、上まぶたの皮膚のたるみ、額の広さ(ヘアラインの位置)に対するご希望に応じて、最適なアプローチを選択することが非常に重要です。主に以下の2つの術式があります。
髪の毛の生え際(ヘアライン)のすぐ際を切開し、そこから額の皮膚と組織を剥離し、リフトアップします。この術式の最大の特徴は、たるんで余った額の皮膚を直接、数センチ幅で切除することでダイレクトに額のたるみにアプローチする点にあります。
皮膚を物理的に切除するため、たるみや深いシワに対して最も高い効果と、長期的な持続期間が期待できます。
額が広い、あるいは長く見えるとお悩みの方に対し、皮膚の切除デザインを工夫することで、額の面積を狭くすることができます。
シワの原因となる眉間の筋肉(皺眉筋など)の処理も、広く視認しながら確実に行いやすい術式です。
頭皮内の髪の毛で隠れる場所に、1cm程度の小さな切開を5カ所加えます。この小さな切開孔から内視鏡と専用の器具を挿入し、モニター画面を見ながら慎重に額の皮膚と骨膜を剥離・挙上します。引き上げた組織は、骨に固定する特殊な糸や器具を用いて、後方または上方にしっかりと固定されます。
切開が小さいため、傷跡が目立ちにくく、身体への負担が少ない低侵襲な手術です。
他の切開法に比べ、腫れや内出血が少なく、ダウンタイムが短い傾向にあります。
内視鏡で内部の血管や神経を拡大して確認できるため、組織を傷つけるリスクを最小限に抑えられます。
加齢によって硬く、たるんでしまった額の皮膚をしっかりと引き上げ、余った皮膚(生え際切開法の場合)を切除します。これにより、ボトックスでは解消しきれない深い横ジワやたるみを根本から改善し、額にハリと滑らかさをもたらします。
手術の過程で、シワの原因となる眉間(皺眉筋)や鼻根(鼻根筋)の筋肉を処理することで、表情筋の過剰な動きを抑えます。その結果、「眉間の縦ジワ」や「鼻根の横ジワ」ができにくくなり、不機嫌に見える印象を解消し、穏やかな表情に改善します。
額がたるむことで下がっていた眉毛ごと引き上げられるため、間接的に上まぶたのたるみが解消されます。重かったまぶたが軽くなり、目が開きやすくなるため、視野が広がる効果や、二重のラインがはっきりする効果も期待できます。眉と目の距離も離れ、優しく明るい目元の印象になります。
| 施術時間 | 3時間 |
|---|---|
| 麻酔 | 全身麻酔 |
| 入院・通院 | 入院1泊 |
| フェイスバンド着用 | なし |
| シャワー | 翌日から可能です。 |
| 入浴 | 抜糸後(術後7日目)から可能です。 |
| メイク | 翌日から傷を避けて可能です。 |
| 飲酒・喫煙など | 禁酒7日間、禁煙は1ヵ月ほどお願いしております。 |
1,100,000円
220,000円

副院長
佐藤 大介
資格・所属学会
前額リフトは、額から眉上にかけてのたるみやシワを根本から引き上げ、若々しい印象を取り戻す施術です。額の筋肉や皮膚の緩みを整えることで、眉位置が自然に上がり、目もとが明るく見える効果もあります。
リッツ美容外科東京院では、傷跡が目立ちにくい切開ラインの設計と、筋肉・皮下組織への繊細なアプローチにこだわっています。過度な引き上げではなく、表情の自然さを保ちながら確かなリフトアップを実現することを重視しています。