コラム
公開日:2026.05.13 更新日:2026.05.13
お顔の印象を左右する「中顔面」|長く見える原因や美容施術をご紹介

Contents
お顔の印象を左右する「中顔面」とは

「中顔面(ちゅうがんめん)」とは、一般的に眉毛の下から鼻の下までの範囲を指します。顔全体を上・中・下に分けた際の中央部分にあたり、目元や頬、鼻といったお顔の主役となるパーツが集まっている非常に重要なエリアです。
この中顔面のバランスが整っていると、お顔全体が引き締まって見え、若々しく洗練された印象を与えます。
中顔面が長いことで与える印象
中顔面が長いと、お顔全体が縦に伸びたような「面長(おもなが)」の印象が強まります。この特徴は、大人っぽく落ち着いた雰囲気や、知的なイメージを与える一方で、実年齢よりも老けて見られたり、顔が大きく見えてしまったりすることがあります。また、頬の面積が広く見えることで、お顔の余白が強調され、間延びした表情に感じられる場合も少なくありません。
特に、鼻の下から唇までの距離が長い「人中(じんちゅう)」の長さも中顔面の印象に直結しており、ここが長いとどこか締まりのない、お疲れ気味の表情に見えてしまうことがあります。反対に、中顔面を短く整えることで、重心が上がり、キュッと引き締まった「小顔効果」や「若返り効果」を実感していただくことが可能です。
中顔面が長く見える原因
中顔面が長く見える原因は、単なる骨格の問題だけではなく、加齢に伴う軟部組織の変化も大きく関係しています。
遺伝や骨格
中顔面の長さの根本的な原因として、遺伝的な骨格の構成が挙げられます。上顎骨(じょうがくこつ)が垂直方向に発達している場合、物理的に鼻の下から顎にかけての距離が長くなり、ガミースマイルを併発することも少なくありません。
また、生まれつき鼻が長い、あるいは鼻柱が下垂しているといった形状も、中顔面を長く見せる要因となります。骨格的な問題はセルフケアでの改善が難しいため、根本的な解決には外科的なアプローチを検討することが一般的です。
加齢によるたるみ
年齢を重ねるごとに、お顔の皮膚や皮下脂肪を支える力が弱まり、重力に従って下方へ垂れ下がってきます。特に頬の脂肪(メーラーファット)が下垂すると、頬の位置が低くなり、目の下から口角までの距離が視覚的に長く見えるようになります。
このように、若い頃は気にならなかった方でも、肌のハリや弾力が失われることで「中顔面が伸びた」と感じるケースは非常に多いです。たるみによってお顔の重心が下がることは、老け見えの大きな原因となります。
表情筋・靭帯のゆるみ
お顔の深層部には、骨と皮膚を繋ぎ止めている「リガメント(保持靭帯)」という組織が存在しますが、これが加齢や筋肉の衰えによってゆるむと、組織全体が雪崩のように下がってしまいます。
表情筋をあまり使わない生活習慣や、噛み合わせの問題なども、このゆるみを加速させる一因です。リガメントがゆるむと、頬の厚みがなくなり平坦な印象になるため、結果的にお顔が縦に間延びして見えます。中顔面の短縮には、これら深層組織へのアプローチも欠かせない要素となります。
中顔面の長さのセルフチェック
ご自身の中顔面が理想的なバランスかどうかを確認するために、まずは鏡の前で正面を向いてチェックをおこなってみましょう。一般的に、眉下から鼻下までの距離が、顔全体の長さの3分の1を超えている場合、中顔面が長い傾向にあると言えます。また、鼻の下から顎先までの距離を半分に分けた際、上側(鼻下〜唇)が3分の1、下側(下唇〜顎先)が3分の2の比率が理想ですが、鼻の下がこれより長い場合は中顔面が間延びして見えやすくなります。
さらに、頬の高い位置がどこにあるかも重要な指標です。口角よりもずっと高い位置に頬のピークがあれば若々しく見えますが、頬の膨らみが口角付近まで下がっている場合は、たるみによって中顔面が長く見えている可能性が高いでしょう。スマートフォンのカメラで真横からの写真を撮り、中顔面の平坦さや鼻の下の角度を確認することも、客観的な判断をおこなう上で有効な手段となります。
中顔面を短くする美容外科施術
リッツ美容外科では、骨格への直接的なアプローチから、軟部組織の引き上げまで、多角的な施術をご提案しております。
両顎手術(LeFort I/ルフォー+SSRO)
中顔面の長さを物理的に短縮させるための最も根本的かつ劇的な手法が、骨切りを伴う「両顎手術」です。上顎を水平に切り、余分な骨を除去して上方に移動させる「ルフォーI型骨切り術(LeFort I)」をおこなうことで、中顔面の長さを数ミリ単位で短くすることが可能です。
これに下顎の調整(SSRO)を組み合わせることで、噛み合わせを整えつつ、横顔のライン(Eライン)も美しく再構築します。骨格そのものを変えるため、半永久的な小顔効果と中顔面短縮が期待できます。
両顎手術の通常価格は3,080,000円~3,300,000円です。
人中短縮術
鼻の下(人中)が長いことで中顔面が長く見えている方に適しているのが「人中短縮術(リップリフト)」です。鼻の付け根の皮膚を数ミリ切除し、鼻の下を短く縫い合わせることで、上唇をわずかに上向きに整え、間延びした印象を解消します。
この施術をおこなうと、上唇の赤みが強調され、ふっくらと若々しい口元になるのも大きなメリットです。お顔全体のバランスを考慮しながら、傷跡が目立たないよう鼻のラインに沿って丁寧に縫合をおこない、自然な仕上がりを追求します。
人中短縮術の通常価格は550,000 円です。
こめかみリフト
加齢によるたるみが原因で中顔面が長く見える場合には、切開によるリフトアップ手術が非常に効果的です。特に「こめかみリフト」は、側頭部の生え際付近を切開し、下がってしまった頬の外側や目尻周辺の組織を斜め上方へと引き上げる施術です。
これにより、頬の位置が本来の高さに戻り、お顔の重心が上がることで中顔面がキュッと短縮されたような視覚的効果が得られます。組織を深層からしっかりと固定するため、長期的な若返り効果を維持したい方に推奨されるアプローチです。
こめかみリフトの通常価格は1,100,000円~です。
中顔面の長さにお悩みならリッツ美容外科にご相談ください
中顔面のバランスを整えることは、お顔全体の美しさを決定づける非常に繊細な治療です。リッツ美容外科では、患者様一人ひとりの骨格、筋肉の付き方などを精密に診断し、最適な治療計画をご提案いたします。当院は「顔の黄金比」に基づいた高度な外科技術を誇り、自然でありながらも劇的な変化を求める多くの患者様にご支持をいただいております。
中顔面を短くするためのアプローチは一つではありません。大掛かりな骨切り手術から、最小限のダウンタイムで済む切開法まで、幅広い選択肢の中からご希望に沿ったオーダーメイドの施術をおこなうことが可能です。カウンセリングでは、シミュレーションを用いて術後のイメージを共有し、ご納得いただけるまで丁寧な説明をおこないます。中顔面にお悩みの方はぜひご相談ください。
関連コラム
関連コラムがありません。
ほかの記事がありません。
他の施術カテゴリから探す
監修医師

副院長
佐藤 大介
資格・所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
- 日本美容外科学会(JSAPS)
- 日本美容外科学会(JSAS)
- 日本形成外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
サイトに掲載されているコラムや情報は、リッツ美容外科副院長の佐藤大介医師によって監修されています。